事務局よりお知らせ
「2022」年頭所感
2022.01.01
年頭所感
2022年元旦
一般社団法人日本3PL協会会長 和佐見 勝
3PL業界の皆様をはじめ関係各位に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。コロナ禍において我われの生活環境は多様化し、社会構造も大きく変化する中で新しい過ごし方や働き方の取組みが進められています。
企業においても時代の変化とともに経営戦略、組織の在り方を柔軟に対応していかなければならないと考えます。
企業の経済活動は徐々に回復基調にあるものの未だ先行きは不透明な状況にあります。
3PL業界においては、常に情報収集と時代の変化を見極める洞察力を養うことが大切であると考え、持続的な発展につなげていければと考えております。このような状況の中、当協会としては本年も「3PL人材確保・人材育成」、「生産効率の向上」を最重要課題と位置づけております。
人材育成活動の一環として、第6期「日本3PL管理士講座」を開講、専門的な物流スキルを身に付け3PLを提案できるマルチスペシャリストを養成しています。
3PL 業界のトップ企業を目指すためには、お客様の経営に貢献し続ける価値あるサービスを提供する優秀な人財が必要不可欠です。また、当協会内の委員会活動においては、Eコマースの物流研究、デジタル運営を目指した物流施設の現場見学会、先進事例を学べる物流DX講演会や物流業務改善研究などの分野を活動目的に「EC物流委員」
「センター視察委員会」「センター改善委員会」の3委員会を設けています。
さらに各業界で活躍されておられる著名企業の経営者をお招きし実践的な経営手法を学べる「トップセミナ―」を
毎年開催しています。本年はコロナ禍の回復を願いながら、より充実した事業活動に取組んでまいります。
今後も3PL業界が抱える横断的な課題について解決施策を確立し、より一層のサービス品質を高め、高付加価値化を目指していきます。また会員皆様にも互いに交流を深めて頂き活用しやすい協会のあり方を追及していきたいと考えています。本年も3PL業界の健全な発展を目指して努力をしてまいりますので、関係各位のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。 以上