活動情報
2025/2/5&2/19 EC物流委員会報告
2025.02.22
2/19アスクル株式会社「ASKUL Logi PARK 横浜」現場見学会
2025年2月19日に「ASKUL Logi PARK 横浜」を訪問し、物流センターの現場見学会を実施。
アスクル株式会社<物流センターとしてのコンセプト>
「常に改善活動を行い、誤出荷防止だけでなく、生産性の向上と効率化が図ることで、高品質で高効率な物流を実現していく」、コンセプトついてご説明を受けるとともに、物流センター内を案内と多くの質疑応答に答えて頂き、沢山の事を学ぶことができました。

物流センター内では、歩行しない作業をコンセプトとして、最新の自動化技術が導入されており、作業の効率化が図られています。
▶GTP(Goods-to-Person)システムは、低頻度・中頻度の作業に採用し、商品のピッキング作業を効率的に行い、作業者が商品を取りに行くのではなく、商品が作業者の元に運ばれ、これにより、作業者の移動時間が削減され、生産性が向上。
▶DPS(Digital Picking System)システムは、高頻度のピッキング作業に使用されており、作業者が迅速かつ正確に商品をピッキングできるようにサポート。

従業員の働きやすさも配慮されており、温かい食事の提供や、安全道場の設置など、従業員が安心して働ける環境が整えられており、これにより、従業員のモチベーションが向上し、結果として生産性の向上にもつながっています。物流センター内の各エリアを詳細に見学することで、実際の作業プロセスを見ることができ、アスクルの物流センターがどのようにして高い生産性と効率を実現しているのか、また物流センターの運営方法や改善活動について深く理解することができ、自社の物流業務に活かすためのヒントを得ることができました。改善活動を行い、最新の技術を取り入れることで、物流業界においてリーダーシップを発揮していることを学びました。
2/5 EC物流委員会 WG1での「野村不動産:テクラム見学体験」
テクラムの施設「Techrum Hub」では、最新の物流技術が一堂に会する展示エリアが広がっています。様々なソリューションを実際に試用することができ、企業のニーズに最適な技術を見つけることができます。

実際に体験することも可能で、パワースーツを体験。パワースーツは、作業者の負担を軽減し、効率的な作業をサポートするために開発されたものです。実際に着用してみると、重い荷物を持ち上げる際の負担が大幅に軽減され、作業が非常に楽になりました。これにより、作業者の疲労を軽減し、作業効率を向上させることが期待できます。

また、進化したセグウェイと台車を連結したソリューションも体験しました。このシステムは、セグウェイの機動力と台車の運搬能力を組み合わせたもので、広い倉庫内での移動や荷物の運搬が非常にスムーズに行えます。実際に操作してみると、セグウェイの操作性の良さと台車の安定感が相まって、効率的な物流作業が可能であることを実感しました。
▶テクラムは、物流業界が抱える様々な課題を解決するために、多様なテクノロジーを持つ企業の知恵を結集し、共創によって解決を目指すプラットフォームとして、物流業界が直面する具体的な課題に対して、最適なソリューションを提供することで、企業は効率的かつ効果的に問題を解決できるとのことです。野村不動産とパートナー企業が協力し、共存共栄のエコシステムを構築し、各企業が持つ技術やノウハウを活かして、より高度なソリューションを提供することが可能です。
▶テクラムは物流に関するすべてのニーズに対してワンストップで支援を提供し、最新の物流ソリューションを比較・試用することができ、企業は自社に最適なソリューションを見つけることができます。企業戦略や現場の状況に応じて、レンタルやリースを使い分けの選択、自動化機器の導入をスムーズに進められます。
—–今回のテクラム訪問を通じて、最新の物流ソリューションがどのように現場で活用されているかを実際に体験することができた—–
—–これらの技術は、物流業界のDXを推進し、効率化と最適化を図るための強力なツールとなることを確信し、今後もテクラムのようなプラットフォームを活用し、物流業界の未来を切り拓いていくことが重要であると感じた—–